女性の活躍と学ぶこと
女性の活躍というテーマで、法学部の広岡教授のお話を聞きました。
社会現象に幅広く関心を持ち、男女共同参画やNPO支援などで発言されている先生は、学生結婚をして、5人の子供がいらっしゃるそう。
印象的だったのは、子育てしている女性が辛くなるのは、子育てそのものより、自分育てがおろそかになるから、という言葉。
それから、貧富の格差より、ソーシャルキャピタルの格差をなくすべきだという言葉。
人との信頼関係や、結びつきは、本当にありがたいから、なるほどと思いました。
社会人になってから、学ぶことが面白いのは、学びを通じて今まで会わなかった人たちと出会い、刺激を受け、元気が湧いてくる喜びもあったから、が大きかったんだな。
学びではなく、遊びでもいいのかもしれません!
写真は、元日の富士山。
2017年も1ヶ月経とうとしてます。初心を思い出し、学んでいきたいです。
それから、先生は、3人目の子が出来た時、奥様にこう言ったそうです。
「これまでは子供と一緒に色々な場所に遊びに行って楽しかったね。3人だと難しくなるね」
奥様からは、同意が得られなかった。
そこで、楽しくなかったのかと尋ねると、出かけても授乳や子供の動きを気にしていて楽しめなかった。
どうして欲しかったのか尋ねると、1人の時間が欲しかった、との答え。
週末に出かけるのは気晴らしになる、奥様は子供とずっと一緒にいて幸せだ、と思い込んでいた先生は、本当にショックを受けたそうです。
ちなみに、奥様は、その気持ちを何度も先生に言っていたにも関わらず、伝わっていなかったのです。
相手のいう事を聴く姿勢を持つこと、自分の気持ちを分かるまで伝えること、両方とも大切。
その後、奥様の自分育てのサポートをしようと決めた先生は、奥様の社会進出に、軽く反対?したこともあったけれど、奥様は、県議会議員まで勤められたそうです。
らっこ
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