HOUSE VISIONは超オススメ!

いよいよ、HOUSE VISION 2016が近づいてきた。

ぜひ一度、足を運んでほしい。

その理由は、HOUSE VISION 2013で下記のような発見があったからである。
そもそも住宅に注目する理由は、
 
住宅は様々な産業の交差点になっており(エネルギー、モビリティ、家電、通信etc)、
 
多くの企業の参画、新たな可能性が期待される分野である。
 
 
現在の住宅って?
 
ここで、マズローの欲求5段階説に沿って考えてみる。
 
簡単に説をまとめると、人間が無人島に行った場合、
 
①生理的欲求:食糧を探す
 
②安全の欲求:木の上に家を建てる
 
③社会的欲求:村を探す
 
④承認の欲求:村に属すと、村長になりたいなど、自分の役割を持ちたい気持ちが目覚める
 
⑤自己実現の欲求:自分の生き方に目覚める
 
 
住宅の機能は、安全の欲求(雨風を凌ぐ、危険を回避する)から、
 
より高次の欲求、つまり自己のライフスタイルを確立するための機能に移行している。
 
 
しかし、人々が自分で自分の住まいをつくることのできる能力(住宅リテラシー)は、
 
建売や分譲マンションのチラシ、住宅展示場など、供給側頼み、供給側都合の状態である。
 
 
一方では、供給側にも欲望のエデュケーションが求められる。
 
これは、潜在する希求にヴィジョンを与えて暮らしへの希求を開花させることである。
 
 
これからのキーワードは、「住宅リテラシーの醸成×欲望のエデュケーション」。
 
我々に住宅の編集権が移ってくる。
 
一方、これまでの既成概念を打ち破るような、
 
・リビングの真ん中にバスタブが置いてあっても良いのじゃない?
 
・寝室にこだわって、リビングは無くても良いのじゃない?
 
・家電は壁に組み込んじゃおう!

などなど、新たな提案が増えてくる。

家とは、建築とそれに呼応する身体所作や躾が一体となった文化である。

身体や意識をしかるべき方向へと導いてくれる精神装置としての家が模索されるべきである。

ぜひ一度行ってみてー。

よしお


岡上days

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